【5月7日相場振り返り】各指数と高配当株の変化について

株式相場

2025年5月7日の相場の振り返り

2025年5月7日(水)の東京株式市場は、日経平均株価が前日比51円03銭安の36,779円66銭となり、8営業日ぶりに反落しました。

値動きは小さく様子見の相場だったのではないでしょうか。

日本市場の指標

以下に、2025年5月7日現在の日本市場の主要指標をまとめました。

指標数値
日経平均株価 36,779円(-51.03)
日経平均PER 15.62倍
日経平均PBR 1.36倍
トピックス 2,696ポイント
値上がり銘柄 1,035
値下がり銘柄 550
年初来高値銘柄 100
年初来安値銘柄 3

GW明けの株価値動きは小さかったと思います。

連休前は何日も続騰していたので、一旦一休みというところでしょうか。

私の意見としては、5月7日時点の日本株の空売り比率が先月に比べて下がっていることから、売り圧力は弱く、じわじわと上昇するのではないかと思っています。

米国市場の指標

米国市場の主要指標は堅調な動きを見せました。以下に、2025年5月7日現在の米国市場の指標をまとめました。

指標数値
S&P500指数 5,606ポイント
NASDAQ 17,689ポイント
ドル円 143.310円

ノブ的高配当銘柄

本日、JT(日本たばこ産業)の決算が発表されました。

売上・営業利益ともに増加しており、利益率も30%超と高い利益率を維持しています。

売上・利益が向上した理由として、プライシング効果(値上げ)が効いていたとのことです。

まだまだデフレマインドの強い日本において、値上げしても売れる商品をもっているJTはやはり強いですね。

売上比率としては、紙巻きたばこは微減(1.7%減)しているものの、加熱式たばこ(プルームなど)は前年比20%成長しています。

日本国内でのシェアは12%ですが、欧州でも成長中していて、まだまだ売上上昇の余地はあると見ています。

自己資本比率も47%と高いことから財務も健全なので、安心できるのではないでしょうか。

配当金の増配はなかったですが、このまま高配当を維持していってくれると信じて継続保有をしたいと思います。

相場のまとめ

2025年5月7日(水)の東京株式市場は、日経平均株価が前日比51円安の36,779円となり、8営業日ぶりに反落しました。

一方、TOPIXは小幅に上昇し、内需株や高配当銘柄が堅調でした。

空売り比率は37.6%と低下し、売り圧力がやや和らいでおり、全体として、外部環境への警戒感から方向感に乏しい展開となりました。

空売り比率が減ってきていることから好材料がないのに日本株は徐々に上昇しています。

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