令和7年8月28日、世界的な投資家であるウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが、再び日本の商社株を買い増したというニュースが入りました。
日本株の上相場が続いていますが、世界的投資ウォーレン・バフェット氏はまだまだ日本株、特に日本商社株は割安と判断しているようです。
ウォーレン・バフェット氏が動けば株価も動くので、必ずチェックしてください。
三菱商事株の保有比率を10.23%へ引き上げ
バークシャーは、三菱商事の株式保有比率をこれまでの 9.74%から10.23% に増やしました。
ついに10%超えという大台に到達し、バフェット氏の日本株投資への本気度が鮮明になったといえるでしょう。
三井物産も保有比率を拡大
三井物産についても、バークシャーの保有比率が引き上げられたことが確認されています。
具体的な数字は公表されていませんが、バフェット氏が引き続き日本商社株への投資を強化していることは間違いありません。
その他、伊藤忠商事、丸紅、住友商事などのいわゆる5大商社の保有比率も上がっていると言われています。
なぜバフェットは日本の商社株を買うのか?
世界中に投資先がある中で、なぜバフェット氏は日本の商社株に注目するのでしょうか。
その背景を整理してみましょう。
商社株が20%以上割安と評価されている
アナリストの見立てでは、商社株は依然として 20%以上割安 とされています。
グローバルに展開する資源・エネルギー事業や幅広いビジネスモデルを持ちながら、株価指標面ではまだ低評価です。
バリュー投資家のバフェット氏にとって、まさに魅力的な投資対象なんだと言えます。
株主還元(増配・自社株買い)が積極的
商社各社はここ数年、配当金の増額 や 自社株買い による株主還元を積極的に進めています。
ここ数円の商社株の株価上昇と増配はまさに右肩上がりです。
株主を大切にする姿勢は、長期投資を重視するバフェット氏の投資哲学と合致します。
ROE改善などガバナンス改革の成果
東京証券取引所の改革圧力もあり、各社は ROE(株主資本利益率)の改善 に取り組んでいます。
実際に、三井物産は ROE 12%超 と高水準を維持し、資本効率の改善が成果として表れています。
高配当株投資の観点から見た商社株の魅力
商社株は、単に割安というだけでなく、高配当株投資の観点からも非常に魅力的 です。
三菱商事の配当利回り3%超の安定感

三菱商事は安定的に 配当利回り3%超 を維持しており、長期保有でのインカムゲインが期待できます。
また基本的に長期増配傾向であることから、長期保有に向いています。
ROE10%超と収益性の高さ

三菱商事のROE(自己資本利益率)が10%近くあり、非常に稼ぐ力のある企業です。
8月28日現在もバフェット氏のニュースが出て株価が上昇しているにも関わらず、高ROE維持しています。
長期的に利益を伸ばしつつ、投資家へリターンを還元する姿勢は高配当株投資家にとって魅力的です。
長期保有に適した企業体質
商社は景気循環に左右されやすい面もありますが、資源・食糧・インフラなど世界的に需要が安定している事業を手掛けており、長期保有に適した銘柄 といえます。
景気サイクルに過剰に株価が反映されるので、◯◯ショックと言われる株価暴落時に買い向かいたい企業だと言えます。

バフェットの長期投資戦略と日本株の未来
「10%未満」の原則を緩和しての投資拡大
バフェット氏はかつて「日本株は10%未満の保有を上限にする」と発言していました。
今回、その枠を超えて 三菱商事を10%超まで買い増した ことは、単なる投資ではなく日本市場への強い信頼を示す動きといえるでしょう。
まとめ
バフェット氏が2025年8月28日に三菱商事株を10.23%へ買い増し、三井物産も保有比率を拡大しました。
それは、バフェット氏がまだまだ日本株は割安だと判断しているからです。
特に日本の商社株は割安感、株主還元、ROE改善といった点で魅力が高いと言われれいます。
高配当株投資の視点からも、安定的な配当と長期保有に適した事業構造が評価でき、個人投資家にとっても「商社株は注目すべき高配当株の一角」であることが改めて裏付けられたと思います。
バフェット氏の投資行動は、世界中の投資家にとってシグナルになります。
投資家の中には、「バフェット氏が買ったなら安心」と感じる投資家も大勢いると思います。
今回のニュースをきっかけに、日本の商社株が再び脚光を浴びるのは間違いないと思います。
今度も日本株の高配当株の動向についてチェックしつつ情報発信をしたいと思います。
ご拝読、ありがとうございました。
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