【「日経平均10万円」時代が来る!】を拝読しました。

投資の本

興味深い本を拝読させていただきました。

日経平均株価が10年後には10万円になる根拠や著者の経験などをフル活用してかなり高い確度で発信されています。

この本を読んで、日本株への投資モチベーションがより上がりましたのでご紹介したいと思います。

ぜひ書籍を手に取って読んで欲しいと思います。

著書の藤野英人さん

ひふみ投信HPより引用

30年以上日本株を中心に運用し、現在は運用資産残高が1兆円を超える投資信託「ひふみ」シリーズの運用をされています。

ファンドマネージャーとして活躍する上、日本企業の経営者とのつながりも多く日本経済の実態についてもとても詳しい方です。

素人が日経平均が10万円になるよ、というのとは比べものにならないレベルの人が日経平均株価上昇に期待をしているということです。

日経平均が10万円になる理由

海外投資家が日本に投資し始めている

海外ではすごい勢いでインフレしていますが、日本はまだ全体的に価格が安いです。

長らくデフレが続いていたことから値上げに慎重なお店も多いのだと思います。

海外投資家からすると、日本の低価格で高クオリティーのサービスや商品は安すぎて信じられないと言われているそうです。

今後、海外投資家のマネーが日本に流入してくることが予想されうことから、株価を押し上げる可能性があるそうです。

日本でインフレが始まっている

ずっとデフレの日本でしたが、インフレ始まってきています。

海外では急激に物価があがっていることから、輸入品等は値上がりするので当然日本の商品やサービスでも値上げが発生するのは必至です。

確かにお米やチョコなど、どんどん物の値段が上がっていますね。

インフレが進めば株価を押し上げる要因になり得ると言われています。

若い社長が増えている

長らく続いた悪しき日本の大企業体質から若い経営者に世代が変わってきていると言います。

社長の座が目標だった一昔前の社長とは異なり、企業価値を高めることを目標に掲げる若き社長が増えていると著者は言います。

社名年齢新トップ
トヨタ自動車53佐藤 恒治
ソニーグループ58十時 裕樹
JR東海57二羽 俊介
オムロン57辻永 順太

東証のPBR改善要求

東証が上場企業に対し、PBR1倍割れを是正するよう各企業のお尻を叩いたことがカンフル剤になっていると言います。

PBRを上昇させるために、自社株買いなど株価を上昇させる政策を多くの企業が採用し始めています。

最近では、株主還元に注力して配当を増額する企業がかなり増えていますし、自社株買いもどんどん増えている状況です。

書籍を読んだ感想

この本を読むまでは超少子高齢化が急速に進む日本なので日本経済は徐々に衰退すると思っていました。

なるべく海外事業割合が高い企業や輸出企業など、日本の人口減少を見据えた投資を意識していましたが、まだまだ日本株が伸びるだろうと希望が持てました。

米国国配当ETFを買い進めていくつもりでしたが、日本の高配当株も前向きに買いましていきたいと思いました。

これからもどんどん高配当株を買って「月10万円の配当金」を受け取れるように節約・投資・勉強に精進していきたいと思います。

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