
こんにちは、高配当投資家のノブと申します。
2月22日、突如サプライズニュースが飛び込んできました。
ウォーレンバフェット氏が毎年自身の会社バークシャーハサウェイの株主へ書簡を書いているのですが、そこに日本株について好意的な内容が記載されていました。
ウォーレンバフェット氏は、世界で有数の大富豪であり著名投資家でもあることから、彼の投資先を世界中が注目しています。
バフェット氏が日本株について言及していることは日本株にプラスの影響がでる可能性があります。
ウォーレン・バフェット氏とは

ウォーレン・バフェットは、94歳(2025年2月現在)の伝説的な投資家です。
60年以上の投資歴を持ち、バークシャー・ハサウェイ社のCEOとして知られています。
彼の資産は約1000億ドル(約15兆円)と推定され、世界有数の富豪です。
バフェットの投資スタイルは「バリュー投資」と呼ばれ、割安で優良な企業に長期投資することが特徴です。
彼の洞察力と投資哲学は、世界中の投資家や経営者に大きな影響を与えています。
また、慈善活動にも熱心で、資産の大部分を寄付しています。
バフェットの年次株主総会は「資本主義のウッドストック」と呼ばれ、彼の言動は経済界だけでなく、社会全体に影響を与え続けています。
話題の手紙の内容
バフェット氏が株主に宛てた「株主への手紙」の和訳した全文です。
日本株について言及されている箇所をそのまま引用しております。
バークシャーの日本投資の増加
アメリカ本社の集中という方針に対する小さなが重要な例外は、私たちの日本への投資の増加です。
バークシャーが5つの日本企業の株式を購入し始めてから、ほぼ6年が経過しました。これらの企業は、バークシャー自身とやや似た形で非常に成功した方法で運営されています。その5つの企業は(アルファベット順で)伊藤忠商事、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商事です。これらの大企業はそれぞれ、多くは日本国内に拠点を持ちながらも、世界中で展開するさまざまな企業に出資しています。
バークシャーは2019年7月に最初の5社に関連する購入を行いました。私たちは単にこれらの企業の財務記録を見て、その株価の低さに驚きました。年月が経つにつれ、これらの企業への評価は一貫して高まりました。グレッグは何度も彼らと会い、私は定期的に彼らの進展を追っています。私たち二人は彼らの資本の使い方、経営陣、そして投資家に対する態度が気に入っています。
5社のうち、適切な場合には配当を増加させ、株式を買い戻すべき時にそれを行い、トップマネージャーの報酬プログラムは米国の同業者たちよりも遥かに控えめです。
私たちの5社に対する保有は非常に長期的なものであり、これらの企業の取締役会をサポートすることを約束しています。最初から、バークシャーの保有比率は各企業の株式の10%以下に抑えることに合意しました。しかし、この制限に近づいた際、5社は控えめにその上限を緩和することに同意しました。今後、これらの5社すべてについて、バークシャーの所有割合が若干増加するのが見られるでしょう。
年末時点で、バークシャーの合計投資額(ドル)は138億ドルで、私たちの保有する株式の時価総額は235億ドルでした。
その間、バークシャーは一貫して – しかし、特定の公式に基づくものではなく – 円建ての借入金を増加させてきました。すべて固定金利で、「フロート型」はありません。グレッグと私は将来の為替レートについての見解を持っていないため、通貨中立に近いポジションを求めています。しかし、GAAPの規則により、私たちは借り入れた円に関するいかなる利益または損失を定期的に収益に反映させる必要があり、年末時点でドル高により税引き後の利益は23億ドルとなり、そのうち8.5億ドルは2024年に発生しました。
私は、グレッグと彼の後継者たちがこの日本のポジションを何十年も保有し、バークシャーが将来的にこれらの5社と生産的に協力する方法を見つけるだろうと予想しています。
また、現在の円バランス戦略の数学も気に入っています。私がこれを書いている時点で、2025年に予想される日本への投資からの年間配当収入は約8億1200万ドルで、円建て債務の利息コストは約1億3500万ドルになる見込みです。
引用元「ITblog」様(←全て読みたい方もこちらのリンクからどうぞ)
結局どの日本株が熱いの?
バフェット氏の発言から読み取れるのは、5大商社
- 伊藤忠商事
- 丸紅
- 三菱商事
- 三井物産
- 住友商事
をさらに買い増しすることが伺えます。
バフェット氏は5大商社役員と会談しており、各企業による株主還元の姿勢や役員報酬が適正であること、などから5大商社に対して好印象となっており今後保有割合を増やすと言及しています。
私の期待


日本の最強企業として三菱商事の株をちょこちょこ買い増しを続けていました。
最近はずっと下落していたことからなかなか潮目をみることができませんでしたが、これから上がってくれることを期待しています。
三菱商事を買い増しと決めた時のブログも書いていますので、こちらも見てもらえると嬉しいです。
週明けからどのような株式相場となるかわかりませんが、私が保有している三菱商事の株式の損益状況などについても発信しますので見てもらえると嬉しいです。
ご拝読ありがとうございました。
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